内田「マコト君、私の彼氏になってよ」南千秋「おい!マコトは私と付き合ってるんだぞ!」SS
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 13:40:54.71 ID:Rta4/ZdU0 [1/31]
千秋「…」ゴロゴロ
千秋(風邪を引いて一日…)
千秋(体調は戻ってきたが…)
千秋「…」ドキドキ
千秋「駄目だ…」カァァ
千秋(マコトのことが頭から離れない…)
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 13:44:59.79 ID:Rta4/ZdU0 [2/31]
千秋(朝は結局…)
────────
千秋『こっ…恋の病だよ!馬鹿野郎!』カァッ
マコト『な…』カァッ
千秋『……』
マコト『……』
千秋『な…なんか言えよ馬鹿野郎』ドキドキ
マコト『あ…あ、いや…あの、その俺は
ガチャ
夏奈『千秋ー!帰ったぞー!』
千秋・マコト『!?』
────────
千秋「はぁ…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 13:50:27.91 ID:Rta4/ZdU0 [3/31]
千秋(その後春香姉さまも帰ってきて、結局何も会話することなく帰ってしまった…)
千秋(…嫌われてしまったかもしれない)ズキ
ガチャ
春香「千秋、具合はどう?」
千秋「だいぶ良くなりました。明日には治ります」
春香「そう、マコト君の看病のおかげね」
千秋「あぅ…」カァァ
春香「?まだ熱があるの?晩御飯食べれる?」
千秋「いえ、これは…夕飯は大丈夫です」
春香「そう、とにかくぶり返さないように、安静にね」
千秋「はい…」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 13:58:33.91 ID:Rta4/ZdU0 [4/31]
夕飯
夏奈「お、千秋も復活したのか」
千秋「私は風邪に2日もやられるほど弱くないんだよ」
夏奈「とか言って、マコトがいないと今頃治ってなかっただろー」
千秋「あぅ…」カァァ
夏奈「マコトの献身的な看病はどうだったのかなー?」
千秋「う、うるさい!普通の看病だったよ!」
夏奈「どうなのかなー」ニヤニヤ
春香「夏奈、マコト君にも失礼だからやめなさい」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:04:51.75 ID:Rta4/ZdU0 [5/31]
夏奈「確かに、今回は本当にマコトがいて助かったよ」
春香「今度改めてお礼しないとね」
千秋「あぅあぅ…」
夏奈「どうした千秋?全然食べれてないぞ?」
春香「やっぱりまだお粥とかのほうがよかったかしら?」
千秋「いえ、そういうわけじゃ…」カァッ
夏奈「顔赤いぞ?やっぱり熱があるんじゃないか」
千秋「だ、大丈夫だ!」
夏奈「何か別の病気かー?」
千秋「あぅ…」
春香「ちょっと夏奈、冗談でもよしなさい」
夏奈「と言ってもなー」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:15:39.84 ID:Rta4/ZdU0 [6/31]
千秋「あの、春香姉さま…」
春香「どうしたの?千秋」
千秋「あの…その……」
夏奈「なんだーはっきり言えよ」
千秋「う、うるさいよ。笑わず聞いて下さい」
春香「うん」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:17:15.54 ID:Rta4/ZdU0 [7/31]
千秋「そ…その」
千秋「……恋の病にかかってしまったのではないかと…」
春香・夏奈「こ、恋の病?」
千秋「…はい」
春香「…」
夏奈「…ップ」
千秋「うわぁぁぁ!笑うな
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/03(日) 14:21:34.16 ID:Rta4/ZdU0 [8/31]
ミス
千秋「そ…その」
千秋「……恋の病にかかってしまったのではないかと…」
春香・夏奈「こ、恋の病?」
千秋「…はい」
春香「…」
夏奈「…ップ」
千秋「うわぁぁぁ!笑うなぁ!笑うなよ馬鹿野郎!」
夏奈「あ、あの千秋大先生から恋の病というお言葉が!」
春香「夏奈、千秋は真剣に話してるんだからからかわないの」
春香「それで、その野暮な質問かもしれないけど、相手っていうのは…」
千秋「……」カァッ
春香「マコト君…よね?」
千秋「…」コクン
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:29:56.77 ID:Rta4/ZdU0 [9/31]
春香「良かったじゃない、でもこれから大変よ」
千秋「え?」
春香「素敵な男の子を見つけたんでしょ。これから振り向いてもらうために千秋はたくさんの努力が必要なの」
春香「マコト君優しいから他の女の子にもモテるんじゃないかな。取り合いみたいになるかもしれない」
春香「そんな中で千秋も悔しい思いや辛い思いをするかもしれない」
春香「でも一度好きと決めたなら、最後まで貫き通しなさい」
千秋「…はい!」
夏奈「…」
夏奈(春香がまさに人生の先輩のごとく千秋に教えているが)
夏奈(果たして経験はあるのか…)ハッ
夏奈(ま、まさか私だけが…あの甘酸っぱい青春を経験していないと言うのかー!)
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:32:41.91 ID:Rta4/ZdU0 [10/31]
夏奈「うわぁぁぁん!」ドタドタ
千秋「…夏奈のやつ、どうしたんでしょうか」
春香「さぁ…何か重要なことでも思い出したのかもしれないわね」
春香「それで、千秋はマコト君のどこに惹かれちゃったのかな?」
千秋「あ、それは優しいところや…たまに見せる男らしさというか…」カァァ
千秋「あぅあぅ…」
春香(かわいい…)
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:40:04.17 ID:Rta4/ZdU0 [11/31]
週明け─小学校
千秋「…」ポツーン
千秋(まだ誰も来てない…)
千秋(何故か今日は早く目が覚めてしまった…)
千秋(早くマコトに会いたいな…)
千秋「なな…」カァァ
千秋(違う…これは違うぞ。単に安静のために寝てたから目が覚めただけで、誰も学校に来るのが楽しみだったわけじゃ…)
ガヤガヤ
千秋(!誰か来た…)
男子達「でよー」
千秋(男子達…ということは…)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:47:15.37 ID:Rta4/ZdU0 [12/31]
男子「あれ鍵空いてるぞ」
マコト「何!俺たちの一番記録が打ち破られた!」
シュウイチ「マコトこれにはこだわってたもんねー」
ガラッ
マコト「誰だ!俺の記録の邪魔をするのは!」
千秋「あ…」
マコト「あ…」
千秋「…」カァァ
マコト「…」カァァ
シュウイチ「おはよー早いんだね」
千秋「お、おはよう。や、やることがあったからな…」
マコト「…」
シュウイチ「あれ?マコト?どうしたの?」
マコト「な、何でも無いよ!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:49:24.38 ID:Rta4/ZdU0 [13/31]
千秋「あ、あのマコト…」
マコト「な、何だ?」
千秋「あの、その…この前はあ、あり──
男子「マコトー!サッカー行こうぜー!」
マコト「お、おう!悪い千秋、また後でな!」タタタッ
千秋「あ…」
千秋「…」シュン
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 14:56:36.73 ID:Rta4/ZdU0 [14/31]
千秋(やっぱり嫌われたのか…)
千秋(よくよく考えると…)
千秋(あのキスは…)ドキドキ
千秋「はぅう」カァァ
内田「あ、千秋おはよー」
吉野「今日は早いねー」
千秋「お…おはよう」
内田「あれ?顔赤いよ?熱あるんじゃないの?」
千秋「い、いや大丈夫だ」
千秋(駄目だ、いつもの調子に戻さないと…)
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 15:07:13.48 ID:Rta4/ZdU0 [15/31]
休み時間
マコト「それでさー」
女子「あはははーなにそれおかしい」
千秋「…」
吉野「あれ?千秋は面白い話聞きに行かないの?」
千秋「ば、馬鹿野郎の話は聞いていても下らないだけだからな」アセアセ
マコト「ホントだよ!それにここからが面白くて─」
女子「あはははは」
シュウイチ「マコト!日直だから先生が荷物運んでくれって」
マコト「わかった、今行くよ」
女子達「ねぇマコト君ってホントに面白いよね」ガヤガヤ
女子達「それに優しいもんねー」
千秋「…」ズキ
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 15:18:16.06 ID:Rta4/ZdU0 [16/31]
千秋(私がここまで悩むのはおかしな事なのか…)
千秋(…)
千秋(マコトが他の女子と話しているのを見ていると苦しい、でも話しかけてもらえないのがもっと苦しい)
千秋(とても自己中心的な考えだ…私は嫌な女なのか…)
千秋(でも…)
千秋(この考えを改める気にはなれない…)
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 15:26:35.95 ID:Rta4/ZdU0 [17/31]
千秋(マコトの気持ちが知りたい…)
千秋(でも聞く勇気なんて無い…)
千秋(風邪の看病をしてくれたのは……)
千秋(単にマコトが優しかったからだろうか…)
千秋(…)
キーンコーンカーンコーン
先生「席に着けー」
千秋(休み時間が終わってしまった…)
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 15:33:41.21 ID:Rta4/ZdU0 [18/31]
先生「今日の図画工作は以前からやってる版画の板を掘るぞー」
千秋(今日はあまり話せてない…マコトに避けられてるのか…)
先生「何度も言ってるが彫刻刀を使うから気をつけるように」
千秋(何度も考えては解決しないまま時間が過ぎている…)
先生「板配るぞー」
千秋(この時間が終わると学校も終わってしまう…)
吉野「千秋?回ってきてるよ?」
千秋「あ、あぁ…ごめん…」
吉野「?」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 15:40:48.17 ID:Rta4/ZdU0 [19/31]
内田「相変わらず千秋の作品は凄いね」
吉野「芸術性を感じるねー」
千秋「そ、そんなことは無いぞ。それにこれから掘るのが大変だ」
内田「ねぇマコト君も凄いと思わない?」
マコト「え、すげー!やっぱり千秋は天才なんだな!」
千秋「な、褒めても何も出ないよ!馬鹿野郎!」カァァ
マコト「別に本当のことを言っただけなんだけどなー」
マコト「あ、先生!トイレ行ってきていいですか!」
先生「さっき荷物運んでもらったからな、構わないぞ。早く帰って来いよ」
マコト「はーい」ガラッ
内田「じゃ、私も続きやろーっと」
吉野「そうだね」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 15:48:33.84 ID:Rta4/ZdU0 [20/31]
千秋「…」ドキドキ
千秋(は、話しかけられた…自然に話しかけられたぞ…)ドキドキ
千秋(普通だったか…私の態度はいつも通りの態度だったか…?)
千秋(何かおかしなコトを言ってなかったか…)ドキドキ
千秋「あぅあぅ…」
内田「千秋、作品に行き詰まったのかな…?」
吉野「どうだろうねー」
ピンポンパーン
『田中先生、田中先生、連絡事項があります。至急職員室まで戻って下さい』
先生「何だ?よし、みんないったん手を止めろー先生が戻ってくるまで彫刻刀を動かさないこと。いいなー」
ガラッ
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 15:58:11.71 ID:Rta4/ZdU0 [21/31]
千秋(よくよく考えるとマコトも気まずい感じだったのかもしれない)
千秋(私の考えすぎだったのか…)
千秋(とりあえず嫌われては無いか…じゃぁ逆に…)
千秋(マコトは今私のことをどう思っているのか…)
千秋「あれ?」チラッ
内田「うーん」ガリガリ
千秋「おい、内田。先生が戻ってくるまで彫刻刀には触ってはいけないだろう」
内田「でもここの辺りが気になって仕方なくて」ガリガリ
吉野「千秋の言うとおりだよ、怪我すると大変だから止めとこうよ」
内田「うーんでもー…あっ」シュッ
千秋・吉野「あっ…」
内田「痛っ…」
内田「あ、あぁ…」ドクドク
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 16:04:13.69 ID:Rta4/ZdU0 [22/31]
吉野「ど、どうしよう千秋…」オロオロ
千秋「とにかく血を止めないと…いやその前に先生を」オロオロ
「おい、あれやばくね…」
「どうすんだよ、俺血駄目だよ…」
「とにかく先生を…」
「嫌だ…怒られちゃうんじゃ…」
ザワザワ オロオロ
ガラッ
マコト「あースッキリスッキリ。我慢の限界…あれ?」
内田「うぅ…」ドクドク
マコト「な、内田!大丈夫か!」
マコト「お前ら何してんだよ!早く先生呼んでこいよ!」
オロオロ
マコト「あぁもう!シュウイチ!お前が行ってこい!」
シュウイチ「あ、あぁ!うん」ビク
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 16:11:10.18 ID:Rta4/ZdU0 [23/31]
マコト「内田?保健室まで歩けるか?顔色かなり悪いけど」
内田「ごめん…ちょっと気分悪い…」
マコト「よっ…」ガシ
内田「きゃ…」
マコト「ちょっと揺れるけど我慢してくれ」
内田「マコト君、これはちょっと恥ずかしい…///」
マコト「そんなこと言ってられないだろ。吉野、着いてきて」
吉野「あ…う、うん」
ガラッ
千秋「あ…あぁ…」
千秋(私は……何て勘違いを…)
千秋「…」グス
千秋(こ、ここじゃ駄目だ…)
千秋「ちょっと…トイレ…」フラフラ
女子「え、千秋?大丈夫?」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 16:24:24.97 ID:Rta4/ZdU0 [24/31]
千秋「だ、大丈夫だから…」フラフラ
ガラッ
洗面台
千秋(何を勘違いしていたんだ…マコトは皆にやさしい…わかりきっていたことだ)
千秋(だから体育で雨が降った時も、私が風邪を引いた時も…)
千秋(今回内田が怪我をした時も…)
千秋(それなのに、私は変な勘違いをして…)グスッ
千秋「うぅ…」ポロポロ
千秋(マコトの優しさに甘えて、マコトの優しさを勘違いして…私は…)
『こっ…恋の病だよ!馬鹿野郎!』
千秋「うぇっ…」
千秋(吐き気がするよ…)
千秋(こんなの…ただのひとりよがりだ…忘れよう、抑えよう…)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 16:36:26.30 ID:Rta4/ZdU0 [25/31]
千秋「…」
千秋「でき…ない…」グスッ
千秋「出来ないよ…諦め…られない」ポロポロ
千秋「うっ…ヒクッ」
マコト「千秋?」
千秋「!?」ビクッ
マコト「何してんだ?ここで」
千秋「あ、あぁ…いや、何でも…」グスッ
マコト「あれ?な、何で泣いてるんだ?」オロオロ
千秋「いや、これは。その…」フラ
マコト「危ない!」ガシ
マコト「やっぱりまだ体調悪かったのか?皆に知られるの嫌みたいだったから聞いて無かったけど…」
千秋「あ…あぅ…」ギュゥ
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 16:51:20.87 ID:Rta4/ZdU0 [26/31]
マコト「とりあえず、千秋も保健室まで行こう」ガシ
千秋「…」コクン
マコト「揺れるけど我慢してくれよな」
千秋「あ、あぁ…」カァァ
千秋(マコトの匂い…)
保健室
マコト「せんせー」ガラッ
シーン
マコト「あれ?いない…」
マコト「内田が酷い怪我してたから、もしかしたら病院に連れて行ったのか…」
マコト「とりあえず、ベッドに…」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 17:02:31.96 ID:Rta4/ZdU0 [27/31]
ポスン
マコト「とりあえず先生には言っとくから、おとなしく寝とけよ…」
千秋「あぁ…」
マコト「…」
千秋「…」
千秋・マコト「あの…」
千秋・マコト「あ…」
マコト「ち、千秋からどうぞ」
千秋「お、お前から言えよ馬鹿野郎」
マコト「あの、その…前の朝の話だけど…」カァァ
千秋「…やめてくれ」ボソ
マコト「え?」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 17:12:29.64 ID:Rta4/ZdU0 [28/31]
千秋「今から思えば身勝手な行動だったって反省している…」
千秋「あの日マコトに散々な迷惑を掛けておいて」
千秋「挙句の果てにあんなことをしてしまって…」
千秋「全然マコトの気持ちを考えてなかった…」
千秋「私がマコトの優しさに甘えてしまったから…私が弱かったから…」グスッ
千秋「だから…本当に悪かったと…思ってる」ポロポロ
千秋「ごめん…マコト…」
マコト「…」
マコト「千秋、こっち向いて…」
千秋「ちょ、ちょっと待て…確かに顔を見ないで謝ったのは失礼だけど…流石に…」グスッ
マコト「いいから…」グイッ
千秋「んむっ」チュ
千秋「ん…んむ…ぅん…はぁっ…ま、マコト何を…」カァァ
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 17:21:10.08 ID:Rta4/ZdU0 [29/31]
マコト「確かに千秋は全く俺の気持ちを考えてないよ」
マコト「俺があの日どれだけ悩んだか」
マコト「凄い嬉しかったのと同時に凄い悩んだ」
マコト「風邪で弱ってる千秋の一時の感情じゃないのかって」
マコト「今日だって少し余所余所しい感じだったし…」
マコト「だから忘れようって思ってた」
マコト「千秋を好きだって気持ちを」
千秋「ぁ…」
千秋「ゴメン…悪かったよマコト…」ポロポロ
千秋「私も…お前が好きだ…」ギュッ
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/03(日) 17:40:30.01 ID:Rta4/ZdU0 [30/31]
千秋「ふふ…」ギューッ
マコト「千秋、苦しいよ」
千秋「別に良いだろう。お互いの気持ちが分かったんだ」
マコト「まぁ…そうだな…」
千秋「お前はもう誰にも渡さないからなー」ギューッ
ガラッ
熊田「はーあ、やれやれだったわ」
熊田「それにしても、マコト君男らしいわねーこれから争奪戦が始まるのかしら」
熊田「あら?」
熊田「残念ね女子共…既に決着は着いてるみたいだわ」
千秋・マコト「zzz」
おわる